先日のカウンセリング時に患者さまからVIO脱毛の形やデザインについてどのようなデザインができるのか質問がありました。
そこで、今回はVIO脱毛に関するデザインについてを解説いたします。

VIO脱毛とは？施術範囲やハイジニーナとの違い

VIO脱毛の施術範囲 – Vライン・Iライン・Oライン

VIO脱毛の施術範囲は、Vライン（ビキニライン）、Iライン（陰部周辺）、Oライン（肛門周辺）の3つの部位から構成されます。
下記に各ラインのメリットや特徴をまとめました。

Vライン	Vラインは、太ももの付け根から、デリケートゾーンの上部（いわゆるビキニライン） 形を変えたり、全体をツルツルにすることも可能です。逆三角形、I型、ハイジーナ（完全無毛）があります。
Iライン	Iラインは、股の間・陰部の両再度。ムレやすいので脱毛することで快適度アップします。
Oライン	Oラインは、肛門周りと指します。毛がしっかりと生えていることが多いです。毛が無くなると排泄後のふき取りが楽になります。自己処理は難しいため、剃毛してくれるクリニックを選びましょう。

VIO脱毛とハイジニーナ脱毛の違い

VIO脱毛と似た施術に「ハイジニーナ脱毛」がありますが、両者には脱毛範囲と仕上がりに違いがあります。VIO脱毛は、Vライン（ビキニライン）、Iライン（陰部周辺）、Oライン（肛門周辺）の毛を部分的に処理し、デザインや好みに応じて毛を残すことが可能です。
一方、ハイジニーナ脱毛はこれらの部位全てを無毛にする施術で、特に清潔感や衛生面を重視する人に選ばれる傾向があります。

VIO脱毛している方の割合

VIO脱毛のメリットとデメリット

VIO脱毛のメリット

VIO脱毛のメリットを下記表にまとめてみました。

①自己処理が不要なる	・日々のケアが楽になる ・肌のダメージがなくなり肌トラブルのリスクが減少される
②ファッション	・水着や下着からムダ毛がはみ出すことが無くなり、心配することなくファッションが楽しむことができる
③衛生面の向上	・臭いや蒸れを軽減できる ・汗、皮脂、排泄物が毛に付きにくくなる
④生理時の不快感	・生理の時の不快なことが無くなり、快適に生理の時を終えることができます
⑤出産や老後の負担軽減	・デリケートゾーンの清潔さ維持 ・被介護者の心理的負担軽減 ・介護者の作業効率向上

①自己処理が不要になる

②ファッションの幅が広がる

③衛生面の向上、④生理時の不快感

⑤介護者の負担軽減

VIO脱毛のデメリット 

施術時の痛みと人目が気になる

施術時の痛みは、VIOは皮膚が薄く、毛が太くて濃いために、レーザー脱毛時に痛みを感じやすい部位です。特に、IラインやOラインはデリケートな部分なので、刺激を強く感じることが多いです。
対策としては、麻酔クリームを使う、痛みの少ない脱毛器を選ぶです。出力を調整してもらうこともできますが、時間とお金がかかりますので、おすすめはいたしません。

無毛状態からの毛の再生は難しい

医療レーザー脱毛では、毛根（毛を生やす組織）を破壊するため、一度ツルツルになると自然に元の状態に戻るのはほぼ不可能です。

「全部ツルツルにしたけど、やっぱり少し毛を残したい」と思っても、均一に毛が生えそろうことは難しいです。

「将来また毛を生やしたくなるかもしれない」と思うなら、最初から一部の毛を残す「デザイン脱毛」を選ぶのがおすすめです。完全に無毛にせず、形を整えながら減毛することで、後から調整しやすくなります。

生理中は施術を受けられない場合がある

VIO脱毛は、生理中に施術を受けられないことが多いです。これは衛生面や体調への影響を考慮したものです。経血による感染リスクを避けるため、クリニックやサロンでは生理中の施術を禁止している場合があります。また、生理中はホルモンバランスの変化により肌が敏感になり、施術後に赤みやかゆみ、痛みが強くなることがあります。さらに、肌のバリア機能が低下しやすく、炎症や毛嚢炎のリスクも高まります。こうした理由から、生理中の施術は避けるのが望ましいでしょう。

VIO脱毛の効果が出るまでの期間と回数は？

永久脱毛を目指すなら医療脱毛がおすすめ

医療脱毛は、医療行為として、医師や看護師が高出力の医療用レーザーを使用することで、毛根を破壊して永久脱毛を目指します。一方、美容脱毛は、医療行為ができないため、資格不要のエステティシャンが低出力の光脱毛機器を使用し、減毛や抑毛効果を提供します。
そのため、少ない回数かつ永久脱毛を目指すなら、医療脱毛がおすすめです。

VIO脱毛を医療脱毛で行うメリット

VIO脱毛を行うには、医療脱毛がおすすめだということを解説させていただきましたが、ここからは改めてその具体的なメリットについて詳しく解説していきます。

1.永久脱毛が可能

2. 脱毛完了までの期間が短い

3. 毛が太くても効果が高い

4．肌トラブル時も安心

人気のVIOデザインとデザインの決め方

VIO脱毛の効果や医療脱毛の利点を理解したところで、次は具体的なデザインについて考えてみましょう。VIOデザインは個人の好みや生活スタイルに合わせて選べるのが特徴です。
一般的に人気のデザインから当クリニックの人気のデザインを参考にランキング形式でご紹介いたします。

1位 ハイジニーナ（全処理）

2位 ナチュラル

3位 トライアングル・オーバル・Iライン・スクエア

Vラインの範囲と形の決め方

これまでVIO脱毛のデザインについて解説してきましたが、ここではVラインの具体的な範囲と形の決め方について説明します。Vラインは主に以下の3つのエリアに分けられます

形を決める際には、以下のチェックポイントを参考にしましょう。
✔ 水着や下着を着たときにどの範囲を残したいか？
✔ 完全にツルツルにしたいか、それとも毛量を減らすだけにするか？
✔ 年齢を重ねても違和感のないデザインか？

これらを考慮し、自分のライフスタイルや好みに合った範囲と形を選ぶことが大切です。例えば、水着や下着を着る機会が多い方は、ショーツからはみ出ない自然なデザインがおすすめです。また、将来的な見た目も考慮しておくと、長く満足できる仕上がりになります。
ただ、実際にデザインを自分で決めるのは難しいです。そのため、実際にデザインなどについてはクリニックでカウンセリングで専門家に相談してみましょう。

VIO脱毛の施術の流れ

これまでVIO脱毛のメリットや人気のデザインについて解説してきましたが、ここでは実際にVIO脱毛を受ける際の医療脱毛の施術の流れをご紹介します。デザインや範囲を決めた後、より効果的な施術を受けるためには、事前準備から施術後のケアまでをしっかり理解しておくことが大切です。

VIO脱毛の施術前のセルフケア

VIO脱毛は、施術時間をしっかり担保するために、施術の1日～2日前までに自己処理をお願いしているクリニックが多いです。

VIO脱毛の施術当日の流れ

1．受付・カウンセリング（初回のみ行います）
2.着替え（紙ショーツ着用していただきます）
3．肌の状態チェック・剃り残し確認（事前のチェック・確認は大変重要です）
4．ジェル塗布または冷却処理（機械のよって違いますが、冷却装置のレーザー脱毛がおすすめです）
照射順序は（V → I → Oの順が多いです）

５．冷却・保湿処理はとても大切で、トラブル防止につながります。
６．施術後の説明＆次回予約をしていただきまして、お帰りとなります。

VIO脱毛のアフターケアについて

施術直後は肌が敏感で軽い炎症が起こりやすいので、以下のことを避けましょう。

VIO脱毛後のNG行動

VIO脱毛後でもOKなこと

ハートライフクリニックが選ばれる理由

まとめ

この記事では、VIO脱毛のデザインについて解説しました。VIO脱毛はVライン、Iライン、Oラインの3つの部位から構成され、ハイジニーナ脱毛はこれらの部位を全て無毛にする施術です。VIO脱毛のメリットは自己処理が不要になること、ファッションの幅が広がること、衛生面が向上すること、生理時の不快感が軽減されること、出産や老後の負担が軽減されることです。医療脱毛を選ぶことで、永久脱毛が可能になり、脱毛完了までの期間が短く、毛が太くても効果が高く、肌トラブル時も安心です。人気のデザインは、ハイジニーナ、ナチュラル、トライアングルなどがあります。まず、VIO脱毛が気になった方は美容クリニックまで相談してみましょう。