看護師が教えるニキビのスキンケア方法!
ニキビができてしまったお肌は非常にデリケートで、誤ったスキンケアを行うと悪循環を起こしてしまいます。
改善していくことに難しさを感じることがあると思いますが、ポイントを押さえてスキンケアを行えば、改善をすることができます!
今回はハートライフクリニックの看護師である私がおすすめのスキンケア方法をご紹介させていただきます!
どんなニキビでも基本的なスキンケアは同じ!

結論、ニキビの進行具合が異なっていても基本的なスキンケア方法は同じです。
ただし、「ニキビができている状態」のケア方法をしっかり押さえておく必要があります。
ニキビができている時のケア方法を押さえて健康なお肌に近づけていきましょう!
基本的なスキンケアのステップ
STEP1 クレンジング【汚れを取り除く】

■手を洗う:クレンジング前に手を洗い、清潔な手で行えるようにしましょう。
■適量のクレンジングを取る:手のひらにパール粒大をとります。(商品によりますので各適量にならってお取りください。)
■顔全体に広げる:優しく広げてください。特にメイク、日焼止めが残りやすい小鼻などは念入りに!
■マッサージ:指先で優しく円を描くようにマッサージします。
■ぬるま湯で洗い流す:ぬるま湯(30〜32度)で洗い流します。シャワーなどの水圧で落とすのではなく、手でぬるま湯をすくって洗い流してください。
STEP2 洗顔【洗浄】

■ぬるま湯(30〜32度)で顔を濡らします。
■洗顔料を泡立てる:洗顔料を取り、良く泡立てます。泡立てネット等があると泡ができやすくなります。
■泡を乗せる:泡をTゾーン(額から鼻)からのせていきます。小鼻から頬へ泡を転がすようにして洗っていきます。くるくると円を描くようにすることがコツです。
■口元、目元を洗う:特に皮膚が薄くデリケートな部分なので、ゴシゴシ洗わないように心がけましょう。
■ぬるま湯で洗い流す:しっかりと泡が残らないように洗い流します。特に髪の生え際などに泡が残りやすいので、何度も洗い流すことを心がけてください。
■タオルで拭く:清潔なタオルでお顔を軽く抑えるようにして水分をふき取ります。
STEP3 化粧水【整える】

■適量を手に取る:化粧水を手のひらに適量(10円玉大)を取ります。
■手のひらで温める:手のひらを合わせて化粧水を温めることで肌なじみが良くなります。
■顔全体に広げる:顔の中心から外側に向かって押し込むように馴染ませます。ニキビ肌は炎症が起きて皮膚が固くなっている為、2〜3度化粧水をつけてお肌を柔らかくするように付けていきます。
STEP4 保湿剤【保湿】

■適量を手に取る:保湿剤を手のひらに適量(10円玉大)を取ります。
■手のひらで温める:手のひらを合わせて保湿剤を温めることで肌なじみが良くなります。
■顔全体に広げる:手のひらで顔を包み込むようにして、優しく押し込むように馴染ませます。
ニキビ=皮脂というイメージにより、油分の入ったクリームなどを避けがちですが、軽めの保湿剤を使用して化粧水の水分蒸発を防いで潤いを閉じ込めるイメージで行いましょう!
STEP5 日焼け止め【保護】

■適量を手に取る:日焼止めを手のひらに適量(100円玉大)を取る。
■顔に広げる:額、両頬、鼻先、あごに5点置きして、内側から外側に向かって優しく伸ばします。(日焼しやすい額、頬、鼻は重ね塗りがおすすめです!)
思春期ニキビ、大人ニキビの違い

年代によってスキンケアで気を付けるべきポイントがございます!
毎日少し気を付けていくことで健康的なお肌に近づきます。
思春期ニキビケアで気を付けること

思春期ニキビ・・・10代にできるニキビ。ケア方法が分からず炎症を起こしてしまう方が多く、注意が必要です。
【思春期ニキビケアのポイント】
■乾燥対策(保湿ケア)をしっかりと行うことです!
皮脂が多く出ているからニキビができてしまう=クリームは塗らないでおこうとなりがちで乾燥で肌荒れしてニキビができてしまうという負のスパイラルに..。
スキンケアの基本でご説明した、軽いクリームを使用する又は油分の多い乳液の使用を控えめにすることがポイントとなります!
■あまり顔を触らないこと!
気になって触ってしまいがちですが、潰してしまいニキビ跡になってしまうなんてことも、、。
ニキビが無い状態でもお顔に刺激を与えないよう意識することが大切になります。
大人ニキビケアで気を付けること

大人ニキビ・・・20歳を過ぎてからできるニキビ。
思春期ニキビのような年齢に伴ってできるものではなく、ライフスタイルからの影響も多く、繰り返しできやすいことが特徴です。
【大人ニキビケアのポイント】
■ホルモンバランスの乱れが関係!
過労や不規則な生活によりホルモンバランスが乱れてお肌のターンオーバーのリズムが乱れてニキビができやすくなります。
誰しも乱したくて不規則な生活をしているわけではありません。早急な改善も難しいと思うので、スキンケアの基本を丁寧に取り組むことが大人ニキビ解放の近道となります♪
年齢・性別ごとのスキンケア方法

スキンケアの基本は同じですが、ホルモンバランスが異なったりすることで性別ごとのニキビの特徴がございます。
年齢ごとに気を付けるポイントもあるので、ぜひご確認ください♪
男女別のニキビの特徴
男性のニキビの特徴:皮脂量が女性の約3倍と言われ、男性ホルモンの影響を受けやすいことから、思春期ニキビが発生しやすい傾向があります。
また、髭の手入れでお肌を刃で傷つけてしまうとお肌のバリア機能が破壊され、ターンオーバーが乱れてしまいニキビが発生してしまうこともあります。
改善方法:しっかり保湿をおこなうこと
テカリ、べたつきやすいからなどを理由に洗顔で終わらせてしまう男性は少なくありません。保湿をしっかり行なわないと、洗顔後の乾燥から守るために皮膚が余分に皮脂をだしてしまうので、正しい保湿を行って皮脂量を適切にしていくことが大切です。
女性のニキビの特徴:生理周期と深い関わりがあるようで、生理前に分泌される黄体ホルモンは、男性ホルモンと似た働きを持ちます。皮脂が増えて毛穴がつまり、ニキビ発症につながる傾向が多いです。
また、メイク残りがニキビを悪化させてしまうこともあります。
改善方法:正しいクレンジングケアを行うこと
ニキビができてしまったら極力メイクを控えるか、敏感肌用の化粧品を使用することをおすすめします。
年代別スキンケア
10代の男性女性
男性:洗顔だけでなく保湿をしっかり行う
皮脂量が多くなるのでさっぱり系で保湿をしてあげる
女性:お肌の状態に合わせた化粧品を付けていく
学校で忙しかったりすると毎日同じ化粧品を身に付けてしまいがちです。ニキビなど肌荒れをした場合はノンコメドジェニックのもの、敏感肌用を取り入れる工夫をしてみましょう。
20代の男性女性
男性:バランスの良い食事を取る
仕事で忙しいとつい脂っぽくてすぐお腹を満たせるものを食べてしまいがちですが、栄養素が偏るとニキビの原因に繋がります。
スキンケアの基本と食生活を見直すことでニキビ改善につながっていきます。
女性:正しいクレンジングを行う
お化粧を落とす際に使用している方も多いクレンジング。洗浄力が強いので誤った使用方法で行うとお肌に必要な成分も洗い流してしまい、ターンオーバーを乱してしまう可能性があります。
お肌に刺激を与えるクレンジングを控えることがおすすめです。
詳しいクレンジング方法は前半に説明しております!
30代の男性女性
男性:保湿を徹底する
20代半ばをピークに皮脂の分泌量が減少して、皮脂腺・汗腺の働きが弱くなるため、お肌の乾燥を引き起こしてニキビが発症しやすくなる場合があります。
乾燥するとより皮脂が分泌されてしまい、毛穴が詰まりニキビができてしまうため、余分な皮脂分泌を行なわせないように保湿ケアを丁寧に行っていくことが重要になっていきます。
女性:定期的な角質ケアを行う
男性の部分で記述した保湿ケアの徹底については女性にも言えることです。
更に定期的な角質ケアを行うことで、ターンオーバーを正常にしてお肌の状態を良好に保つことが大切です。
ハートライフクリニックでは、繰り返すニキビにはケミカルピーリングをおすすめしております。
ダウンタイムも少ないため、なかなか美容に時間が取れない方にも人気です。

ニキビ肌に使うべきスキンケアアイテム
スキンケア方法から各年代のニキビケアのポイントまで解説いたしました。
使用するアイテムまで意識すれば更に効果が発揮できます!
ニキビケア用品のおすすめ成分

ニキビに効果があるとされている【有効成分】が配合されているアイテムを選ぶことがおすすめです。
・ビタミンC誘導体:抗酸化作用
皮脂を参加させて炎症を引き起こす活性酸素を除去してニキビの悪化を防ぐ役割をします。
・サリチル酸:角質剥離・溶解剤
角質を柔らかくするので、古くなった角質や毛穴汚れを取り除き、ターンオーバーを促す役割をしています。
・イソプロピルメチルフェノール:殺菌剤
雑菌の繁殖を抑えてくれるので、炎症を抑制してくれます。
・グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K):抗炎症剤
ニキビの炎症を抑えてくれるため、赤みを抑える効果も期待できる成分です。
ドクターズコスメの紹介(メランジャ)

ハートライフクリニックではオリジナルドクターズコスメをご用意しております。
お肌本来の美しさを引き出すために必要な、保湿成分、ニキビ跡の改善に導く美白成分等を配合しています。
ニキビだけでなく、お肌全体のケアを行っていきたい方にはおすすめのスキンケアラインです!
是非気になった方はお気軽にカウンセリングにお越しください。
>>>メランジャについてはこちら
>>>カウンセリングはこちら
ニキビ肌にNGなスキンケア・行動

誤ったスキンケアや行動をするとニキビを悪化させてしまいます。
そこで気を付けていただきたい、代表的なNGケアをご紹介いたします。
ぜひご参考にしてください!
こんなスキンケアは避けよう!
・何度も洗顔する:過剰に洗顔をするとお肌に必要な皮脂まで取り除いてしまいます。
乾燥してお肌のバリア機能が低下し、ニキビの症状が悪化してしまう可能性があります。
・紫外線対策をしない:無関係と思われがちですが、お肌に炎症があるとメラニン色素が出やすい状態になっているので、色素沈着を引き起こしやすくなります。
ニキビ跡にならないよう、紫外線対策を行うことが大切です。
こんな行動は避けよう!
・膿を潰す、出す:潰したところから雑菌が侵入して炎症が強くなったり、跡になってしまいます。
・ニキビを隠す、覆う:隠すために前髪でニキビを覆ったり、コンシーラーを乗せたりするとニキビに負担をかけて悪化させてしまうこともあります。
また、マスクを着用すると摩擦で刺激を与えてしまったり、蒸れで細菌を繁殖してニキビを悪化させてしまう可能性があります。
なるべく隠さずに通気性を意識することも大切です。
新浜松駅から徒歩1分!ハートライフクリニックにお気軽にご相談を♪

いかがでしたでしょうか?ニキビを治すためには飲み薬はもちろんのこと、毎日の意識が大切です!
早く治したい、治すだけでなく、健康的なお肌を手に入れたい方は美容皮膚科がお勧めです♪
ハートライフクリニックでは、多くの症例を診てきた医師、看護師の基治療を行わせていただきます。
ぜひ駅チカのハートライフクリニックに一度ご相談ください!
>>>カウンセリングはこちらから
このページの監修医師
ハートライフクリニック院長 中村真一郎
防衛医科大学校医学部 卒業後、防衛医科大学校病院 形成外科医局に入局。多くの美容外科クリニックにて研鑚し、大手美容外科を得て、ハートライフクリニックク院長に就任。
日本形成外科学会専門医