

ヒゲ脱毛をしたいのですが、痛みが怖いです
先日のカウンセリングでも、20代の男性からこのようなご相談をいただきました。実際、ヒゲ脱毛を検討している多くの男性が、「痛み」に対して不安を感じているのではないでしょうか。私自身も脱毛を始める前は、「どれくらい痛いのか」「本当に我慢できるのか」と何度も悩んだ経験があります。
この記事では、実際のクリニックでの患者さまの声や、私自身の体験をもとに、ヒゲ脱毛の本当の痛みの実態と、それを和らげるための具体的な方法についてご紹介します。これからヒゲ脱毛を始めようと考えている方も、すでに痛みに悩んでいる方も、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事で分かること】
・ヒゲ脱毛の痛みの実態
・痛みの特徴
・痛みの実際の感想と口コミ
・ヒゲ脱毛が痛みを感じる理由
・ヒゲ脱毛の痛みを抑える方法
ヒゲ脱毛の痛みの特徴と痛みが出やすい部位

「痛みの感じ方には個人差がある」
このような言葉をよく耳にすると思います。
しかし、実はヒゲ脱毛に関しては、ある程度の共通点があります。特に痛みを感じやすい部位や、痛みの特徴には一定のパターンがあるんです。ここからは、その3つのパターンを紹介します。
特に痛みを感じやすい部位
まず1つ目のパターンは部位による差で、顔の中でも痛みを感じやすい部位とそうでない部位があります。
鼻下

【患者さまの声】
最初鼻下の脱毛したときは声がでました(20代男性)
患者さまからこのような声がありました。
このように体験者の約8割が「最も痛かった部位」として鼻下を挙げています。
鼻下は皮膚が薄く、神経が密集していて、さらに毛根が深いという「痛みの三重苦」を抱えた部位なんです。
痛みとしてはゴムで思いっきりパチンと弾かれたような、一瞬「ビリッ」とくる痛みを感じる方が多いです。
でも、施術はほんの数秒で「あ、痛っ!」と思った瞬間には終わっていることがほとんどです。

私の場合は、初めての施術で思わず目に涙がにじみましたが、2回目からは「来るぞ…」と心の準備ができると意外と耐えられるものでした。
あご・あご下

【患者さまの声】
鼻下ほどじゃないけど、これはこれで結構くるな…(30代男性)
このよう患者さまの声もあったようにあごとあご下も、結構痛みを感じやすい部位です。
特にあご下は意外と盲点。皮膚が柔らかくて伸びやすいので、レーザーの熱がじんわりと広がる感じがします。
首を少し上げた状態での施術になるので、緊張感から余計に痛みを感じることもあります。リラックスすることを意識して、深呼吸をしながら受けると少し楽になります。
あごの形によっても痛みの感じ方は変わります。エラが張っている方は、骨に近い部分で特に痛みを感じるケースが多いようです。
頬

【患者さまの声】
頬は他の部位に比べたら全然マシで耐えれました(20代男性)
頬は比較的痛みが少ない部位です。皮膚が厚めで、神経の分布も少ないので、鼻下やあごよりは楽に感じる人が多いです。
ただし、頬骨の直上や、耳に近い側頭部は少し敏感に感じやすいです。「チクッ」と鋭い痛みよりも、じんわりとした熱さを感じることが多いです。
私の場合、頬は「あれ?もう終わり?」と思うぐらいあっさり終わることが多かったですね。
ただ、患者さまの中には頬も痛いと感じる人もいるので、やはり個人差はあります。
痛みを感じやすい人の特徴
2つ目のパターンはやはり痛みの個人差はあります。下記のような特徴に当てはまる人は、要注意です。
・肌が乾燥しやすい方
・肌が敏感な方で少しの刺激でも赤くなる方
・朝ヒゲを剃っても夜にはうっすら青髭になってしまう方
・最近日焼けをした方
・体調不良の方
・ストレスがたまっている方
これらの特徴に当てはまる方は、施術前にしっかりと肌の保湿を行い、体調を整えておくことが大切です。また、施術当日は十分な睡眠をとり、ストレスを軽減することで痛みの感じ方を和らげる効果が期待できます。不安な場合は、事前にスタッフへ相談し、痛みを最小限に抑えるための対策を一緒に考えてもらいましょう。
施術回数を重ねると痛みは軽減される

最初は痛かったけど、3回目あたりからだんだん楽になりました(20代男性)
このような患者さまから声があるように、大体の方がこのようなお話をされる方が多いです。
私自身も実感しましたが、3回目あたりから「あれ?前よりマシかも」と感じ始め、5回目以降はほとんど痛みを感じなくなりました。
なぜ痛みが減るのか?その理由は3つあります。
まず、施術によって毛の量が減るからです。
毛が少なくなれば、レーザーが反応する対象も減るので、当然痛みも軽減されます。初回は「森林」のような状態だったものが、回数を重ねると「まばらな木立」になり、最終的には「点在する木」くらいになります。
また、毛質も変化します。最初は太く黒々としていた毛が、回数を重ねるごとに細く、柔らかくなります。細い毛はレーザーの反応も穏やかになるため、痛みも減るわけです。
そして、精神的な慣れも大きいです。初回は「未知の痛み」への恐怖や不安もあって、余計に痛みを強く感じがちです。2回目、3回目と経験を重ねるごとに「この程度なら大丈夫」という心の余裕が生まれ、同じ刺激でも痛みを感じにくくなります。

「どれくらいで楽になるの?」という質問をよく受けますが、多くの患者さまは3〜4回目から変化を実感し始め、6回目以降はかなり楽になるようです。個人差はありますが、ほとんどの人が「思ったよりも早く慣れた」とお話される患者さまが多いです。
ヒゲ脱毛の痛みの実際の感想と口コミ調査結果

「本当のところ、どれくらい痛いの?」
これが最も気になる点ですよね。実際に体験した人たちの生の患者さまの声を集めました。
ヒゲ脱毛の痛みは麻酔なしでも我慢できる程度
結論から言うと、ヒゲ脱毛の痛みは「麻酔なしでも十分に我慢できるレベル」という意見が大多数です。
患者さま200人に痛みのレベルを聞いたところ、10段階で評価してもらったところ、平均値は6.2でした。これは「確かに痛いけど、耐えられないほどではない」というレベルです。
患者さまの多くは「想像していたより全然マシだった」という方がほとんどです。
脱毛を検討している段階では痛みへの不安が大きいものの、実際に体験してみると「思ったほど大したことなかった」という安堵の声が多いんです。
僕自身も最初は「絶対に無理だろう」と思っていましたが、いざ体験してみると「あれ?これなら続けられそう」と拍子抜けしました。確かに痛いんですが、全然耐えられるレベルでした。
麻酔クリームを使うという選択肢もありますが、約7割の人は「麻酔なしでも十分に耐えられる」と回答しています。もちろん、特に痛みに弱い人や、鼻下など特に痛みを感じる部位だけ麻酔を使うという方法もありです。
ゴムで弾いたような痛みが回数を重ねると軽減される
これがヒゲ脱毛の痛みを最も的確に表現した言葉かもしれません。
多くの患者さまが「ゴムで弾かれたような痛み」と表現します。それは、瞬間的に鋭い痛みを感じた後、すぐに引いていくという感覚です。
痛みの軽減を実感できる時期は人によって差がありますが、多くの場合3〜4回目あたりから「明らかに楽になった」と感じ始めるようです。6回目以降になると「ほとんど痛みを感じない」という人が増えてきます。
ただ、同じ方でも施術日によって痛みの感じ方が違うことも。体調や肌の状態、ストレスレベルなどによって、同じ出力でも痛みの感じ方が変わることがあります。「今日はなんか調子悪いな」という日は、遠慮なく施術者に伝えるのがベストです。
僕の場合、3回目の施術が特に痛く感じました。後で思い返すと、前日に徹夜で作業していたので、やっぱり体調も大きく関係しているようです。
ヒゲ脱毛の施術方法による痛みの違い
「どの脱毛方法が一番痛くないの?」
これも気になるポイントですよね。実は、脱毛方法によって痛みのレベルや特徴が異なります。
光脱毛の痛み

光脱毛(エステ脱毛)は、痛みのレベルとしては、痛みレベル4ほどです。
「ちょっとピリッとした」「温かい感じがした程度」という表現が多いですが、痛みに敏感な人でも比較的受けやすい方法です。
私が光脱毛を受けたときは「痛みというより、熱さを感じた」感じでした。
鋭い痛みというよりは、じんわりとした熱さを感じることが多いという声を多く聞きます。
ただ、光脱毛は医療レーザーに比べて出力が弱いため、効果を実感するまでに時間がかかり、永久的に効果がないのも事実です。
医療レーザー脱毛の痛み

医療レーザー脱毛は、強力なレーザーを使用するため、効果が高い反面、痛みも多少強く感じる傾向があります。
「ゴムで強く弾かれたような鋭い痛み」や「針で刺されたような一瞬の痛み」を感じることが多いですが、照射はほんの一瞬なので、すぐに終わります。
医療レーザー脱毛の痛みを10段階評価すると、平均で5〜6程度という声が多く「最初はビックリするけど、慣れると大丈夫」という意見が大半です。
私が、医療レーザー脱毛を受けたとき、最初の1〜2回は「うわっ!」と声が出そうになりました。でも、その後は徐々に慣れていき、正直光脱毛とあまり差は感じませんでした。
医療レーザー脱毛は光脱毛に比べて効果が高いため、少ない回数で効果を実感できることが多く、医療脱毛機器によっては照射時に冷却ガスを噴射する医療脱毛機器もあり痛みを軽減することも可能です。
ニードル脱毛は特に痛みが強い

ニードル脱毛(電気脱毛)は、毛穴に直接細い針を刺して電流を流す方法で、最も効果が高い反面、痛みも最も強い脱毛方法です。
針を直接毛穴に刺す際の痛みと、電流を流す際の熱による痛みの両方を感じるため、「痛い」という声が多いです。
実際にニードル脱毛の痛みを10段階で評価すると、平均して8〜9程度という声が多く、私としては麻酔の使用をおすすめしています。
ただし、ニードル脱毛は一度処理した毛根からは二度と毛が生えてこないという高い確実性があり、色素の薄い毛(白髪など)にも対応できるという大きなメリットがあります。
ヒゲ脱毛が痛いのはなぜ?痛みが発生する理由

これまでヒゲ脱毛の痛みの程度について解説してきましたが、ここからは「なぜヒゲ脱毛は痛みを伴いやすいのか」、その理由についてご説明します。
顔は特に皮膚が薄い
ぜひ顔を触ってみてください。
頬骨の上や額は比較的皮膚が厚いですが、鼻下や口の周りは本当に薄いですよね。
実は、顔の皮膚は体の他の部位と比べてかなり薄いんです。
一般的に、顔の皮膚の厚さは約0.5〜2.0mmと言われており、特に目の周りや鼻下などは特に薄くなっています。
皮膚が薄いと、レーザーや光の熱エネルギーが表皮から毛根までの距離が近いため、熱を直接感じやすくなります。これが痛みを感じる原因の一つです。また、顔は血流が豊富で新陳代謝も活発。この血流の多さが熱を感じやすくし、脱毛時の痛みをより強く感じる原因になっています。
ヒゲは太く黒い毛が多い
脱毛の原理は、メラニン色素に反応するレーザーや光が毛根にダメージを与えることで発毛組織を破壊します。
ヒゲは体の他の部位の毛と比べて、とにかく太くて黒いです。
そのため、レーザーや光はより多くのエネルギーを吸収し、強い熱を発生させます。つまり、毛が太く黒いほどレーザーの反応が強くなり、それに伴って痛みも強くなるんです。
実際、外国人の方は、金髪で細い毛の彼は「ほとんど何も感じない」と言っていましたが、黒くて太いヒゲの私は痛みを感じました。
特に日本人男性のヒゲは硬くて太い傾向があり、欧米人と比べても痛みを感じやすいという特徴があります。「日本人だからこそ痛い」というのは、実は科学的に正しい面もあるんです。
顔には多くの神経が通っている
顔は体の中でも最も神経が密集している部位の一つです。
特に、口や鼻の周りには知覚神経が非常に多く分布しており、わずかな刺激でも敏感に反応します。
この神経の多さが、脱毛時の痛みを感じる原因となっています。
例えば、同じ強さの刺激でも、背中や太ももなどの神経が比較的少ない部位と比べて、顔ではより強い痛みとして感じられるのです。
特に鼻下(人中)は三叉神経の分枝が密集しており、非常に敏感です。
あご下も同様に神経が豊富で、刺激に対して敏感に反応します。
ヒゲ脱毛の痛みを抑える方法
ヒゲ脱毛の痛みが生じる理由を踏まえ、ここでは痛み軽減法を紹介します。

脱毛中は保湿を行い乾燥を防ぐ
これは本当に効果があります。
肌が乾燥していると、脱毛時の痛みが何倍にも感じられます。なぜなら、乾燥した肌は敏感になっており、熱や刺激に対して過剰に反応するからです。
施術の1週間前から保湿ケアを意識的に行い、肌の状態を整えておくことを強くおすすめします。
洗顔後は必ず保湿成分の高い化粧水や乳液を使用して、肌の水分バランスを保ちましょう。
施術当日も保湿された状態で来院することで、肌へのダメージを減らし、痛みも軽減できます。施術後も肌が敏感になっているため、医師やエステティシャンの指示に従い、適切な保湿ケアを続けることが大切です。

私の場合、冬場に保湿を怠った状態で施術を受けたときは、いつもより痛みが強く感じました。逆に、しっかり保湿していたときは比較的痛みは感じませんでした。
脱毛前後に血行を促す行動を避ける
これは意外と知られていませんが、血行が良くなると肌が敏感になり、痛みをより強く感じやすくなります。
そのため、脱毛の前後には血行を促進する行動を避けることが痛みの軽減につながります。
実際、僕も施術前にジムで運動した後に脱毛に行ったことがありますが、その日はいつもより痛みを強く感じました。
具体的には、施術の24時間前から下記の行動を避けるようにしましょう。
- 激しい運動や筋トレ(血流が増加し、肌が敏感になります)
- 輪郭がぼやけてい長時間の入浴や熱いお風呂(肌の温度が上がり、敏感になります)る
- サウナやスパの利用(体温が上昇し、肌が敏感になります)
- マッサージやスクラブなどの刺激の強いスキンケア(肌に刺激を与えます)
脱毛前後は飲酒を避ける
アルコールには血管を拡張させる作用があるため、飲酒後は肌が敏感になり、痛みをより強く感じる傾向があります。
施術の前日はお酒を控え、当日も飲まないようにしましょう。
関連記事:医療脱毛前後の飲酒はNG!飲酒してしまった時の対処法
日焼け対策を行う
日焼けは脱毛の大敵と言ってもいいでしょう。
日焼けした肌は通常よりも敏感で、メラニン色素が増加しているため、レーザーや光がメラニンに反応しやすくなります。
それにより、痛みが増幅されるだけでなく、火傷などのトラブルリスクも高まります。
そのため、日焼け状態によっては脱毛ができないこともあります。
脱毛の2週間前から日焼け対策を徹底し、直射日光を避け、外出時は日焼け止めを使用するようにしましょう。特に夏場や海外旅行前後は注意が必要です。
カミソリよりも電気シェーバーを使う
脱毛前には、毛を短く剃る必要がありますが、この際の剃り方も痛みに影響します。
カミソリで剃ると、肌表面もわずかに削られ、微細な傷がついていることがあります。
そのため、脱毛前の処理は電気シェーバーを使用することをおすすめです。
電気シェーバーは肌への負担が少なく、微細な傷をつけにくいため、施術時の痛みを軽減できます。
剃った後は必ず保湿を行い、肌の状態を整えておくことも大切です。施術の1〜2日前に処理を行い、施術当日は肌を休ませておくのがベストです。
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まとめ
ヒゲ脱毛の痛みについて、実体験と多くの体験者の声を交えて解説してきました。ここで重要なポイントをおさらいしましょう。
・ヒゲ脱毛の痛みには特徴がある(部位や個人差・施術回数のよる差)
・施術回数を重ねることで痛みは減少する
・脱毛方法によって異なるが、効果の高い医療脱毛でも医療脱毛機器によっては痛みを軽減できる
・痛みを軽減する方法として保湿・日焼け対策・施術前の血行を促進する行動は控える
ヒゲ脱毛の痛みは確かにありますが、適切な準備と対策で十分に乗り越えられるものです。痛みへの不安があっても、多くの男性が継続できているのは、その効果と価値を実感しているからこそ。
脱毛を始める時期に早すぎるということはありません。今回紹介した痛み対策を実践しながら、快適なヒゲ脱毛ライフを始めてみませんか?
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このページの監修医師

記事医師監修
渡邊雅人
ハートライフクリニック院長
記事医師監修
渡邊雅人
ハートライフクリニック院長
日本美容外科学会(JSAS)会員
アラガン施注資格認定医
ジュビダームビスタ認定医
ジュビダームビスタボリューマXC・ポリフトXC認定医